- ♦ 前置き/目次/準備編
- ♠ フォントの登録編/基本編
- ♣ 基礎知識編/実践編/文字化け例
- ♥ さらに応用編 ←今ココ
英数字と日本語でフォントが変えられることに気づくまで(無駄に長い)
↑ Helvetica Rounded さん。可愛い〰〰!(ゴロゴロ)
こうしてフォントを変えて遊び満足していた私でしたが、そのうち英語環境の羨ましさにだんだん抗えなくなってきましたw
英語環境で使われているのは Helvetica。Rounded なんて可愛すぎてもだえるほどです(笑)。
Windows だとフォント購入しないと使えないものが今目の前に…! となるとせっかくだし使ってみたいと思いますよね!?
(もちろんシムズ3で表示させる以外の用途で使うなんて真似はしませんよ)
でもシムズ2のフォント設定ファイルをいじって遊んでたときに、フォントを複数指定しても CSS のように英数字は欧文フォント、日本語は日本語フォントという表示にはならなかった経験がありました。
そしてシムズ3で最初に試してみたときも上手くいかなかったので、2のようにダメなんだと思い込んでいました。
しかしよくよく思い返してみると、シムポートの本では英数字と日本語で明らかに違うフォントが使われています。
ずっと MS UI Gothic あたりが勝手に補われているのだと納得していたのですが、よく見るとシムズ3で使われているデフォルト日本語フォント! 妙に字間が狭いけど。
シムポートの本の初期設定では、欧文フォントだけが指定されていました。
そこで試しに、英語環境のフォントだけを使ってみることにしました。
なーんだ、やっぱり日本語部分はデフォルトフォント使ってくれるのね! シムポートの本だけの仕様じゃなかった!
じゃあ、この勝手に補われる日本語フォントを変える方法もあるはず…! と光明が見えてきました♪
フォントの複数指定は無理だから(とこの時点では思っている)、日本語環境ではこのフォントを使う、みたいな基本の設定ファイルがほかにもあるんじゃないか…?
しかし UI.package とかほかの package 内を検索してみるも見つからずorz
出来ないなら仕方ないし、日本語部分はデフォフォントのままでもアリかも…と思い始めておりました。
でもやっぱり諦めきれなくて、ダメ元でもう一度複数指定を試してみることに。
// 失敗したときの書き方 font-family: "HelveticaRounded LT Std Bd", "Migu 1C"; font-weight: bold; // 全体的に bold 指定してました(重要ポイント)
当初失敗したのは上記のように設定してたんですけど、こうなったら読み込み順を逆にしてやる~! と自棄になって全ての設定で逆にしてやりましたw(↓)
font-family: "Migu 1C", "HelveticaRounded LT Std Bd";
順番の変更は全く意味のないことですがw(意味があるときもあるけれど)、やっぱり日本語フォントが読み込まれると欧文フォントは適用されないなぁ…と思いながらアドベンチャー・ジャーナルを開いたそのとき――
デフォ欧文フォントと私が指定した日本語フォントが混在してる~!!!
逸る気持ちを抑え、設定ファイル確認っ。
Sims3HandWritten_18pt(0x03cc88e0): Sims3Regular12pt{ font-family:"Migu 1C", "Immi Five O Five Std"; font-smooth:always; font-size:18px; font-weight: normal; }
重要だったのはマーカー引いたところでした。
Migu 1C はボールド用しか登録していませんでした。ゆえに、normal 指定だと指定対象が見つからないことになります。
Immi Five O Five Std はレギュラーウェイト。
normal 指定だな → Migu 1C には指定のウェイトがないじゃないか → Immi Five O Five Std にはあるな、よし使おう → 日本語フォントがないから仕方ない、Migu 1C bold を使おう
ってなっているのだと予想w まあ、最初見たときはこんなきっちり考えませんでしたけどね。
「それならボールドに表示したい所は font-weight: normal
にして、レギュラー表示させたい所は bold
みたいに、font-weight
を希望と反転させればいいんじゃね?」と理屈考えず単純に思っただけですw
でもそうやってみたことがまさに正解で、ほかの箇所も希望通りになったのでした! ヒャッホウ!
そもそもレギュラーウェイトしか持っていないフォントを使い、font-weight: normal;
にしておいた状態で、複数指定を試していたら簡単に気づいてたんですよね。2のフォント設定時からの固定観念や bold にしたり無駄に色々いじってたのが仇となり、出来ないのだと思い込むことになったって感じです 冷静になった今、Twitter での興奮がちょっと恥ずかしいw
シムズ2でももしかしたら、欧文+日本語フォントで表示させることが可能なのかもしれませんね。
記述方法
使うフォントがレギュラーウェイトであってもボールドであっても、基本的に下記の書き方をしておけば反映されると思います。
詳しくは次の項の組み合わせパターンをご覧ください。
font-family: "欧文フォント", "日本語フォント"; font-weight: normal;
英語環境で使われている欧文フォントを使用したい場合にやっておくこと
- UI.package から英語環境用の「_CSS」をエクスポートして(or 見ながら)、欧文フォント名を日本語用設定ファイルに書き写す。
JPfontsettings_v1.48_en.zip (4.32KB) をダウンロードするw
英語環境用と同じフォントに設定した package ファイルを用意しました。書き写しが面倒な方はお使いください。
ゲームバージョン 1.48、シーズンズまでの全データセットが入った環境で作成したものです。それ以外の環境の方はご注意ください。これを Mods フォルダに入れるだけで、欧文書体+日本語デフォルト書体(ただし通常より字間狭い)に変わります。
フォント変えるの面倒な方も、これを使ってプレイしてみるのも楽しいかもしれませんw[追記] パッチ 1.50 ~ 1.67 まででも内容に変更はありませんでしたので、1.48 のものが使えます。気になる方はご自分で抽出してくださいませ。
ちなみに、これまではフォントを使うために最初に @font
で読み込むように指定しましたけど、英語環境で使われている欧文フォントを使用する場合は追加しなくて大丈夫です! たぶん日本語環境用ファイルの前に、英語環境用ファイルも読み込んでいるんだろうと思います。
斜体について
ゲームで使われている欧文フォントは、イタリック用フォントを持っているので反映されます。
しかし日本語フォントにはありませんので、英数字だけ斜めになるという見た目に変な状態となりますw →
font-style: italic
は削除しておくといいでしょう。↑のダウンロードファイルでは該当箇所をコメントアウトしておきました。
フォント指定する際の組み合わせパターンまとめ
font-family
の指定順、font-weight
の状態など、色々変えて試してみたのでまとめておきます。
混乱したときにお役立てください。間違ってたら教えてください!
(細)はレギュラー、(太)はボールドを表しています。B と R ってぱっと見、判りにくかったので。
背景色が暖色になっている行が、欧文・日本語フォント共存できる組み合わせです~。
: 補足文章を追記したり、加筆修正しました。
1つしかフォントを指定しない場合(基本)
登録フォント | font-family | font-weight | 英数字 | 日本語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
(細)(太)両方 | 日本語 | normal | 日本語(細) | 日本語(細) | ― |
(細)(太)両方 | 日本語 | bold | 日本語(太) | 日本語(太) | ― |
(細)のみ | 日本語 | normal | 日本語(細) | 日本語(細) | font-weight:bold でも同じ |
(太)のみ | 日本語 | normal | 日本語(太) | 日本語(太) | font-weight:bold でも同じ |
― | 欧文 | normal | 欧文 | デフォ日本語 | font-weight:bold でも同じ |
「(細)(太)両方」登録というのは、ボールド書体が関連付けられているフォントの場合です。
共に登録しておくと、font-weight
で太さを切り替えられます。フォントのウェイトを1つしか登録していないと、font-weight
の指定を変えても、その登録したフォントが使われます。
そして font-family
に日本語フォントのみを指定すると、英数字も日本語も指定したフォントだけで表示される、という表ですね。
逆にデフォルトの欧文フォントのみの指定にしておくと、日本語部分はデフォルトの日本語フォントで補われました。
なんてことない当たり前のことですが、一応基準となるものも書いておこうという意図だったのだと思います。久々に見て、自分で書いたくせに表だけ見ても理解しにくかったので、文章でも追記しましたw
欧文、日本語ともに「Bold ではない」フォントを使用
1つ目 | 2つ目 | font-weight | 英数字 | 日本語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
欧文(細) | 日本語(細) | normal | 欧文(細) | 日本語(細) | font-weight:bold でも同じ |
日本語(細) | 欧文(細) | normal | 日本語(細) | 日本語(細) | font-weight:bold でも同じ |
- (欧文・日本語混在できる)成功例
font-family: "HelveticaNeueLT Std Med", "MS PGothic"; font-weight: normal;
表の1つ目、2つ目というのは、font-family
の指定順です。
HelveticaNeueLT Std Med は、英語環境で使われている通常のフォントです。日本語環境でもこうして設定ファイルに書き込むだけで使えます。以下で例に挙げている欧文フォントも同様です。
以前は「Regular しか持たないフォントを使用」と書いてましたが、例を挙げてみたら HelveticaNeueLT Std Med って Medium 書体なので意味が通じないなと思い変更しましたw
欧文、日本語ともに「Bold しか持たない」フォントを使用
1つ目 | 2つ目 | font-weight | 英数字 | 日本語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
欧文(太) | 日本語(太) | normal | 欧文(太) | 日本語(太) | 順番を逆にしても同じ |
欧文(太) | 日本語(太) | bold | 日本語(太) | 日本語(太) | 順番を逆にしても同じ |
- 成功例
// package に登録するのは migu-1c-bold.ttf のみで font-family: "HelveticaRounded LT Std Bd", "Migu 1C"; font-weight: normal;
ポイントは font-weight: normal
。
欧文は「Bold ではない」、日本語は「Bold の」フォントを使用
1つ目 | 2つ目 | font-weight | 英数字 | 日本語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
欧文(細) | 日本語(太) | normal | 欧文(細) | 日本語(太) | 順番を逆にしても同じ |
欧文(細) | 日本語(太) | bold | 日本語(太) | 日本語(太) | 順番を逆にしても同じ |
- 成功例
// package に登録するのは migu-1c-bold.ttf のみで font-family: "HelveticaNeueLT Std Med", "Migu 1C"; font-weight: normal;
欧文は「Bold」、日本語は「Bold ではない」フォントを使用
1つ目 | 2つ目 | font-weight | 英数字 | 日本語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
欧文(太) | 日本語(細) | normal | 欧文(太) | 日本語(細) | ― |
日本語(細) | 欧文(太) | normal | 日本語(細) | 日本語(細) | ― |
欧文(太) | 日本語(細) | bold | 欧文(太) | 日本語(細) | ― |
日本語(細) | 欧文(太) | bold | 日本語(細) | 日本語(細) | 欧文を HelveticaRounded LT Std Bd |
日本語(細) | 欧文(太) | bold | 欧文(太) | 日本語(細) | 欧文を Eurostile LT Std Bold |
- 成功例1
font-family: "HelveticaRounded LT Std Bd", "Meiryo"; font-weight: normal;
- 成功例2
font-family: "Eurostile LT Std Bold", "Meiryo"; font-weight: bold;
font-weight: bold
で日本語フォントを先に指定した場合がとても謎い…。フォントによって変わることが…。
まあ、日本語は必ず後にすればいいだけの話ですけどね。
しかも Eurostile のほうでも、シムポートの本で同じように指定したら、日本語がデフォルトフォントになったことがあったんだけど、メモし間違いだったのかなぁ…。
「Bold」が関連付けられた日本語フォントを「Regular」、「Bold」共に登録している
1つ目 | 2つ目 | font-weight | 英数字 | 日本語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
欧文(細) | 日本語 | normal | 欧文(細) | 日本語(細) | ― |
日本語 | 欧文(細) | normal | 日本語(細) | 日本語(細) | ― |
欧文(細) | 日本語 | bold | 日本語(太) | 日本語(太) | 順番を逆にしても同じ |
欧文は HelveticaNeueLT Std Med でテスト。
同一フォント名で font-weight
の設定で太さを変えられるフォントにでは、レギュラー、ボールド両方をインポートしていると、太字において欧文+日本語表示ができなくなってしまいます。両方インポートするのはやめたほうがいいかもしれません。
もしくは、フォント名をフォントファミリーじゃなくて、個別のフォント名を使用するといいかも?(未テスト)
ああ、ややこしいっ
最終的にうちの環境はこうなりました!
こういう本文にちょっと太めのウェイトが使われているのは欧文書体も日本語書体も同じですけど、デフォルト日本語書体のように Helvetica Neue はかすれていなくてクリア! さすがに英文の読みやすさは段違いですね!
シムズ3での仕様として(?)、同じ行の中で日本語フォントが使われた後に半角英数が出てくると、英数字であっても日本語フォントの書体が使われるみたいです(画像での上の段落がそれ)。行頭が半角英数なら、欧文フォントが使われるみたいなんですけどね(下の段落)。
実践編の時点では出来なかったシムポートの本もご覧のとおり。
プレイヤーウォールも変化しているので、そこが読みやすくなったのは結構大きいですね。
以上で長々と書いてきたフォントの変更についての記事は終わりです。
以前ここでは、「欧文+日本語は、日本語だけのときよりも不安定かもしれません」とか書いてたんですが、ゲームが落ちるときは落ちますし、フォント変更が原因の場合はおそらくないと思いますw フォント変えて遊び始めてからもうすぐ2年になりますが、強制終了するより普通に遊んでいる時間のほうがず~~~っと長いですしね!
皆さんも楽しいシムフォントライフ(?)を~!w
完
2014年12月31日: 加筆修正
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