デフォルト家族: キャシーの生い立ち 前編

私にはパパが二人います。
マーキュシオ・モンティ（左）とティボルト・キャップおじさん（右）です。

若い頃、二人は会う度ケンカをしていたそうです。
大学時代は、隣同士の家を借りてしまったために、お互い顔はとんでもないことになっていたそうです。

今の二人を見ていると、考えられませんよね。

話は戻って大学時代。

ある夜、パパが望遠鏡を覗いていると、UFOがやって来たそうです！
必死に望遠鏡につかまるパパでしたが、あっという間にさらわれてしまいました。

さらわれてしまった後の様子を、パパは話したがりません。
一体何があったんでしょうか。

その事件後、パパは疲れやすくなってよく眠るようになったそうです。
その頃おなかの中に、私はいたのでしょうか。

当時のパパの様子はティボルトおじさんによると、
「大変だったぜー？ 所かまわず寝るわ、常に空腹なくせに自分では飯作らねぇから俺が作ってやるしかねぇし、なんといっても臭かった」そうです。
……そんな人近くにいたらイヤですね。
二人はこの頃になると和解して、すっかり仲良くなっていたようです。

その後の大学生活も泥棒に侵入されたり、

ストリーキングに目の前でフラダンス踊られたりと、ハプニングに見舞われたそうですが無事二人は卒業。

卒業後もそのまま同居を続けることになりました。

そしてようやくパパは妊娠に気が付いたようです。

一瞬でマタニティに着替えるパパ。
この頃のパパは少しおかしかったようです。

お皿を片付けることも出来なくなっていました。

一方、ティボルトおじさんは仕事に就きました。
リムジンがお出迎えだなんて、どんな仕事をしていたんでしょうか。

今は市長をやっていて、毎日ヘリコプターの騒音がとても迷惑なんですが。
手前の二人は、パパと仕事仲間のエドワード・シザーハンズさんです。
(パパは私の世話が一段落した後、警察に入社しました)
今はエドワードさんは、仕事を辞めて美容師になったようですね。