デニッシュ通り: 10 - 美容院ごっこ

「やっと優等生名簿に載ることができたのね」

ニヤッ

嬉しさをかみしめています。

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翌日の男たち

ディラン「この服タンスにあったから勝手に着てみたけど」
アレック「あーそれお前に買ってきてやったやつだから。てきとーに選んだわりにはなかなか似合ってんじゃん」
ディラン「てきとーなのかよおい。ま、サンキュー」
アレック「うーん……髪染めてみるか？」

ディラン「お前がやるってすっげー不安なんだけど」

アレック「大丈夫だって。さあどうぞ」
ディラン「髪染めるだけだぞ？」

アレック「分かってるって」

ディラン「おいちょっと待て！ ゴホッ……右手に持ってるのは何な……ゲホゴホ 」
アレック「任せとけって」

アレック「よし完成～。オプションで眼鏡を付けてみました」
ディラン「めがねぇ？ なんで」
アレック「プレイヤーの好み」

アレック「ほら鏡」
ディラン（こえー……）

ディラン「ワオ！」
アレック「な、髪染めただけだろ」
ディラン「ジョキジョキ音してたのは気のせいか？」
アレック「そそ」
ディラン「疑って悪かったよ、サンキュ」

アレック「やっぱ俺って器用だなー」
失敗すると面白かったんですけどね(本音)。

やっぱり眼鏡は外すことにしました。