デニッシュ通り: 03 - もう耐えられない

こんにちは、ディランです。
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俺は今、女の子に小突かれて泣いてしまった自分が、心底情けないと思う。
だからこのことには触れないで。お願い。

その後、俺のあとをついて回るし、なぜだか知らないけど

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口説かれた。

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「頼むからやめてくれ」

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俺がソファに横になるとじっと見てくるし……。
怖くて俺は、寝たフリをした。結局そのまま寝てしまったけど。
はぁ……誰かたすけて!

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カチッ
「ふふふ……」

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「よいしょっと」

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「キャー、火事よ火事よぉ~」

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牛「アハハハハハハハハ」
ディラン「なんだよ、うるさいな」

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「つ、冷てっ。てかお前なにしてんだよ!」

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「ぐわあああ。もう、」

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「我慢できない~、くそっ」

この寮は呪われている。もう引っ越すしかない。
俺はそう思った。


おまけ
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「お前もしかして……このまま居座る気か?」

ディラン君のベッドで寝てるのは、牛の中の人です。

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